たとえばこんな恋のはなし (ビーボーイコミックスDX)

『 エロス度★★⚫︎たとえばこんな恋のはなし⚫︎たとえばこんな優からのメール⚫︎柳 賢斗プロフィール⚫︎インタビュー⚫︎思い出写真館⚫︎柳's キッチン 優×明良♡〈あらすじ〉 高校時代の失恋からノンケに恋しちゃいけないと恋愛自体を諦めていた明良。 趣味の料理ブログにある日、〝料理が上手なのはホモだからですか？〟という失礼なコメントがつく。 犯人は九州で働く真面目でまっすぐ〝過ぎる〟優だった。 そんな優が突然、同居したいと押し掛けてきて……。〈感想〉 実録BL作品だけに、明良と優の切ない気持ちから愛しい気持ちまでリアルに描かれていて、同棲してからの日常を通じ、恋人へと進展していく過程から萌えがはんぱない。 ノンケに恋しないと決めていたのに、自分の好きなところを臆面もなく言えたり、作る料理を美味しく食べてくれる優をどんどん好きになってしまう明良。 セフレと別れ、妥協として優と付き合うことになりますが、その〝妥協〟に柳さんのインタビューから深い意味が込められていることがわかり、優との付き合うことを選んだ明良の決意みたいなのがより感じられました。 柳さんのインタビューを読んでからまた作品を読み返すと、より2人の恋に寄り添えられるような気持ちになれます。 付き合ってからはイチャイチャしまくりというわけではなく、ゲイとノンケの気持ちや身体の距離に戸惑い、ときに泣き、悩んで、ケンカしたりすれ違ったり。 明良の気持ちがすごく切ないのと同時に、メールで手をつなぐ、キスする、セックスすることを事前に伝える優にはキュンキュンさせられます。 お見合いにケジメをつけるために2人は一度離れてしまいますが、明良は新しい恋人を作ることなく優を想い続け、優もまた同じ気持ちに。 2人の初エッチは愛しさや優しい気持ちが花のように咲き乱れ、おもわず涙ぐみました。 2人とも、本当に末長くお幸せに！』